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キッチンカーで使える業務用の鉄板・グリドル
費用・設置方法・おすすめ機種

キッチンカーでの調理において、鉄板(グリドル・焼き台)はメニューの幅を広げ、提供スピードと安定したクオリティを支える重要な設備です。

焼きそば、クレープ、ホットドッグ、ステーキ、お好み焼き、プレスバーガーなど、鉄板があることで対応できるメニューは一気に広がります。

しかし、実際に導入しようとすると、
「ガスと電気、どちらが良い?」
「サイズはどのくらい必要?」
「キッチンカー内に設置できる?」
「中古はあり?」
「火力はどれくらい必要?」
といった質問をよくいただきます。

この記事では、キッチンカー向けの業務用鉄板について、種類・選び方・設置方法・費用の相場・おすすめ機種まで、初めてでも迷わず導入できるように、わかりやすくご紹介します。

これからキッチンカーで鉄板・グリドルを検討している方は、参考にしてください。

目次

01. キッチンカーで使われる鉄板・グリドルとは
02. 鉄板の種類と特徴
03. キッチンカーでの鉄板の設置方法
04. 鉄板・グリドル導入にかかる費用
05. 何を売るかで最適な鉄板は決まる

01. キッチンカーで使われる鉄板・グリドルとは

鉄板・グリドル・焼き台の呼び方の違い
キッチンカーで使われる「鉄板」は、正式にはグリドルと呼ばれる業務用加熱機器のことです。

一般的には「鉄板焼き」「焼き台」と表現されることもありますが、どれも平らな鉄のプレートを熱して食材を焼く機材のことを指します。

・鉄板:鉄の板そのものを指すことが多い
・グリドル:業務用として加熱装置と一体化した機器を指す場合が多い
・焼き台:屋台での鉄板など幅広い意味で使われる言葉

同じ意味で使われますが、業務用キッチンカーでは「グリドル」という名称で販売されていることが多く、商品検索の際に便利です。

キッチンカーで鉄板・グリドルを導入するメリット

・調理スピードが速い
・仕込みが少なく現場で調理が完結する
・焼くだけで香ばしさが出るため満足感のあるメニューにしやすい
・メニュー展開のしやすさ(肉、麺、卵、生地など幅広い)

焼きそば・ホットドッグ・お肉料理・お好み焼きなど、売上の出しやすい看板メニューとの相性が良い機材です。

02. 鉄板の種類と特徴

ガス式鉄板の特徴
ガス式は火力が強く、温度の立ち上がりが早いことが最大の特徴です。
・大量に焼くことが多い
・一度に複数人へ提供したい
・肉系のメニューが中心
という本格的な調理を行う方に人気です。

プロパンガス(LPガス)ボンベが必要です。ガス屋さんと契約し、定期的に充填してもらいましょう。

焼きそば、ステーキ、ハンバーガー用パティ、お好み焼きなど本気で焼きにこだわるならガス式です。

電気式鉄板の特徴
電気式は一定温度を維持できるため焼きムラが少ないのが特徴です。
・火を使いたくない
・サブメニューでも使いやすい
・換気設備を抑えたい
という手軽に導入したい方に人気です。

電源さえ確保できれば扱いやすく、温度管理も安定しています。
外部電源・発電機・ポータブル電源で使用可能です。
小規模営業や軽食中心なら電気式が一台あると便利です。

鉄板の厚み
厚みは味にもつながる大切なポイントです。
・厚み〜9mm:軽く扱いやすいが温度が安定しにくい
・厚み12mm前後:キッチンカーで最もバランスが良い、焼きムラが少ない
・厚み16mm〜:分厚いが安定した焼きあがり、肉メニューに最適

厚み12mmが一般的です。
肉やステーキにこだわるなら16mmも視野にいれましょう。

鉄板のサイズ
1日にどれくらい提供するかでサイズは変わります。

・大量提供(焼きそば・ステーキ大量焼き) → 幅600mm〜900mm以上
・軽食系(ホットサンド・ソーセージなど) → 幅300〜450mm
・出店場所に応じて柔軟に対応したい → 小型を2台設置する方法もアリ
2台置きの良い点:
片方で保温 / 片方で調理という動きができ、ピーク時の回転が上がります。

03. キッチンカーでの鉄板の設置方法

置き型と独立型

・置き型
作業台の上に固定して設置をします

・独立型
地面に直接固定して設置をします

車両別の設置場所
・軽トラック
右側面か後方の設置が一般的。販売口側に置くと接客がしづらいためです。

・トラックタイプ
スペースが広いのでどこでも設置可能です。左側面の販売窓側にも設置ができ、調理しながらお客様と会話できるレイアウトも人気です。

鉄板の周囲には、油はね対策としてステンレスシートを貼ると掃除が圧倒的に楽になります。

排気・換気の必要性
鉄板は油煙が出やすいため、換気扇やフードの設置は必須です。

特に夏場は、換気が弱いと車内温度が45度近くまで上がることもあります。

走行時の固定
走行時は安全のため必ず固定しましょう。
・足元のボルト固定
・壁面へL字金具でサポート
必要であれば滑り止めマットも併用するとよいでしょう。

小型の電気式は、使うときにだけ取り出す運用も可能です。

04. 鉄板・グリドル導入にかかる費用

ガス式(新品):3〜20万円
電気式(新品):6〜25万円
中古相場:2〜12万円

中古を選ぶ場合のチェックポイントです。
・プレートのゆがみ
・焼面に深いキズがないか
・点火、温度調節が正常か

業者に機材を固定してもらう費用は2万円前後を目安にするとよいでしょう。

メニュー別に見る鉄板の選び方

・焼きそば/炒めもの ガス式 〜12mm
・クレープ/パンケーキ 電気式 9〜12mm
・ステーキ/肉系 ガス式強火力 12〜16mm
・多品目/柔軟対応 電気式安定温度 12mm

導入前に確認すべき電源と熱対策
・LPガス or 電気のどちらで運用するか
・夏場の温度上昇への対策(換気扇・エアコン・扇風機)
・出店先の電源が取れるか、発電機を併用するか

05.何を売るかで最適な鉄板は決まる

鉄板は「目の前で調理するライブ感」を演出できるため、キッチンカーらしい雰囲気と魅力を出せる機材でもあります。

・調理の回転率が良い
・匂いで集客効果がある
・メニュー展開の幅が広い

「何を売るか」で最適なタイプが変わります。
火力、温度、サイズ、設置方法を営業スタイルに合わせて選ぶことで、調理効率とおいしさが大きく変わります。

ガス式が向いている人
・焼きそば、ステーキ、ハンバーグなど焼きメイン
・出店量が多い
・回転率重視
・火力重視のプロ志向

電気式が向いている人
・軽食販売、サブメニュー中心
・火を使いたくない
・換気をシンプルにしたい
・外部電源や発電機など電源を確保できる

キッチンカーにおすすめの鉄板・グリドル


ガス式タイプ 置き型

ガスグリドル 厚み7mm
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ガスグリドル 厚み9mm
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ガスグリドル 厚み7mm
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ガスグリドル 厚み9mm
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ガスグリドル 厚み12mm
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ガスグリドル 厚み12mm
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ガス式タイプ 独立方

ガスグリドル 厚み12mm
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ガスグリドル 厚み12mm
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電気式タイプ

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電気グリドル マルゼン
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