キッチンカーの自動車保険は日常で使用されている車の自動車保険より高額になる傾向があります。
キッチンカーの自動車保険は多くの保険会社で取扱っており加入できます。
保険料が高額になる主な要因は、用途が「事業用」になること、
事業用になることで運転者の条件が「全運転者」になることが上げられます。
保険料の安い保険会社でも1年目の6等級からの契約で
4万円以上になると考えておけばよいでしょう。
契約者がゴールド免許か否か、車種や年式によっても保険料は変わります。
保険料を簡単に比較したい方は一括見積もりサービスを利用すると
自分のキッチンカーの保険料の相場が簡単に比較できます。
キッチンカーを依頼する制作会社でも保険の取扱があることが多いので、
価格や内容を直接聞いてみて比較することもおすすめです。
安くて評判の保険会社を一つあげると「損保ジャパン」の自動車保険です。
車両保険をつけるかは、ひとりひとりの考え方によってわかれてきます。
キッチンカーでは慣れた場所しか運転しないし、スピードも出さない、
大きな事故をする可能性は高くない、少しの損傷くらいなら実費で修理する
という考える人は車両保険に加入せず、
自動車保険料をできる限り安くされています。
車両保険に加入して補償される内容は、車両に加えて、
車両にボルトなどで固定したものが対象になることが多いです。
しかし、車両内の冷蔵庫や調理器具などボルトで固定していないものは
対象にならないので気をつけてください。
また、軽トラキッチンカーの場合だと、
荷台に載せたBOXが2mを超過した2.5m以内の積荷扱いのBOXが多く、
この場合BOXをボルトで固定していても、車両の一部と認められず、
車両保険の対象外になる可能性もあり、
ここは保険会社ごとに判断がわかれますので注意が必要です。
8ナンバーへ構造変更し普通車として加工車登録をした
軽トラックベースのキッチンカーであれば、
高さ3.8mまでOKになるので、荷台のBOXをボルトで固定しておけば、
車両の一部として認められ、車両保険の対象になることが多いので、
加入する保険会社に事前に対象の有無を確認しておくとよいでしょう。
ただし、8ナンバー車両の自動車保険を取扱う保険会社は
4ナンバーや1ナンバーと比べて少ないことを認識した上で決めることが大切です。
キッチンカーの自動車保険は用途と運転者の条件に制約があり日常使いの車の自動車保険より高くなってしまいます。車両保険の有無によって保険料に差がでてきますので、どこまで保険でカバーしたいのか、いざ事故などが起きたときの出費など具体的にイメージをいて納車時に保険会社を決めておくとよいでしょう。